スクリーニングとは何か

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株に投資したいけど銘柄が多すぎて、どれに投資したらもうかるのかさっぱり分からない。そう考えて投資先に迷われる方は多いです。確かに、上場企業は何千もあるので、ひとつひとつ銘柄の特徴を調べて、その情報を元に投資するかしないかを決めていては日が暮れてしまいます。そういう時に役に立つのがスクリーニングです。これから、そのスクリーニングについてご説明いたします。

スクリーニングとは、簡単に言えば、株の絞込み作業のことです。スクリーニングのツールを利用することによって、PERやPBR、配当利回りと言った条件を指定して検索する事が出来ます。そうすることで、例えばPERが8倍から12倍までの株を見つけるといったことが簡単に出来るようになるのです。スクリーニングの検索条件は幅広く、先ほど述べたPERだけでなく、時価総額や自己資本比率、年初来安値からの上昇値、株価5日移動平均からの乖離率など色々な条件で絞り込み検索が出来ます。よって「こういう条件の株が欲しい」ということを、瞬時に検索する事が出来ます。個人がいちいち調べると何時間もかかることをツールの力で一瞬で終わらすことが出来る、それこそスクリーニングのキモなのです。

では、そのスクリーニングでいったい何を調べたらいいのでしょうか。

スクリーニングで見るべきポイントは人によって違う

スクリーニングで見るべきポイント、これは人によって違います。何故なら各々の投資スタイルにあった株を簡単に見つけることが出来るのがスクリーニングのキモなので、(例えばPERが一定以下でないと買わない人なら、PERが一定以下の株をすぐに見つけることが出来ます)これが見るべきポイントだと断言するようなものではないのです。

それを承知で言わせていただくなら、PER、PBR、ROEあたりに着目し、PER、PBRが低い株を買うべきでしょう。何故ならPER、PBRは株式指標の中でも割合手堅い指標なので、これが小さい値の銘柄は、そう大崩れしないからです。しかし、これは割安株を重視する場合はこうしたほうがいいと言うだけの話で、投資スタイルが違う場合(つまり割安株にこだわらない場合)PERやPBRをチェックする必要もありません。すでに十分な種銭(投資金)を持っていて株価の値上がりにはさほど興味のない場合、配当利回りや過去3年の平均売上高変化などをチェックして見ればいいです。配当利回りが高ければ高いほど配当金がもらえますし、過去3年の平均売上高変化を見れば、その企業が荒い(売上高がよく変動する)企業が荒くない(売上高があまり変わらない)企業か見分けることが出来ます。つまり、配当金をたくさんもらえて安定した企業を見つけたければ、PERやPBRより配当利回りを重視しろとなります。このように投資スタイルによって、スクリーニングで見るべきポイントが違ってくるのです。

スクリーニングの手順は簡単です

次にスクリーニングのチェックについて説明します。と言っても、これはさほど難しいものではありません。どこかのサイト(スクリーニングのツールを置いているサイトはたくさんあります)にアクセスしてツールを起動し、あとはPERが何倍とか配当利回りがどれくらいあるかとか各種条件を設定して検索するだけです。ちなみにこの検索条件の数は、スクリーニングのツールによってけっこう違います。10くらいしか検索条件がないツールもありますし、30以上検索条件があるツールもあります。PERのようなメジャーな指標はほとんどのツールで検索できますか、前回ヒンジ出現日とか25日移動平均線とかは検索できるツールが少ないです。

ただ、どのツールであっても設定条件を入れて検索するだけと言う基本的な使い方は同じです。スクリーニングツールは証券会社のツールと無料、無条件で誰もが使えるサイトのツールとにわかれていますが、基本的には証券会社のツールの方が、無条件で誰もが使えるサイトのツールより性能がいいです。(検索条件が多いので、自分の条件に合う株を絞り込みやすくなります)

スクリーニング後に銘柄の下調べは欠かせません

スクリーニングで投資スタイルにあった株を見つけても、その株がどういう株なのか、大抵の投資家はわかりません。なのでスクリーニング後に、その株がどういう株なのか調べることを忘れてはいけません。まず調べるべき事は、その株のここ数年の値動きです。上り調子ならいいのですが、下り調子の株はこれからもどんどん下がっていく可能性があります。もちろん将来の株価は誰にも分からないので、将来反転上昇することもありますが、下り調子の株はよほど自信がない限り避けておいたほうが無難でしょう。

それ以外にも、その会社のここ最近の業績くらいはチェックしておいたほうがいいでしょう。同じようなスクリーニングの数値が出ていても、その会社がどういう経営をしていて、近年どのような状況になっているかで会社の将来性がまったく違います。そこを考えずに機械的に株を買うと、大損するかもしれません。なのでスクリーニングで投資スタイルにあった株を見つけても、その株をすぐに買ったりせず、下調べをきっちりしないといけないのです。

  • 2015 09.21
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