現物買いとはどのようなものか

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現物買いとは、株式を口座に預けた資金で購入することです。株式の購入には他に信用取引がありますが、この場合には預けた証拠金にレバレッジをかけて大きな金額の取引ができることになります。それに対して現物買いはあくまでも、保有する資金の中で購入するものとなります。そして購入した株式が値下がりしたとしても、決済しない限りは実質的には損失とならないものとなります。取引のスタイルはあくまでも、株式を購入して売却して終わりという形です。非常にシンプルなものなので初心者でも簡単に行える取引手法となります。

慣れてくれば信用取引を行うことで、手持ちの資金以上の取引を行ったり、あるいは先物取引などを行うことになります。デリバティブ取引となる先物も証拠金を預けることにより行える取引ですが、ハイリスクハイリターンとなるのが特徴です。そのような取引とは異なり、現物買いは最もリスクが少ないものとなります。口座を開くのも最も簡単ですし、すぐに取引を行うことが可能となります。デリバティブ取引などで利益を増やすためには、まず現物買いで経験を積むことが大切です。

現物買いのメリットについて

現物買いのメリットとして挙げられることは、何と言っても手持ちの資金以上の取引を行うことができない点です。大きなリスクを抱えることがないので、心理的プレッシャーが少なくて済むことになります。また、株式を購入することにより買付余力は素直に反映されるので、資金計画を立てやすくなります。また信用取引のようにレバレッジを効かせることがないので、むやみにリスクを高めることがありません。特に強い上昇相場の中ではつい大きな取引を行いたくなるものですが、そこで心理的なストッパーがかかることになります。もし相場が反転した場合には、損失を限定させることになります。

株式売買の上級者ならば、そのような場合に上手く操作することも可能ですが、初心者の場合には難しいものです。そのために無理な取引をせずに済むことになります。また現物買いの経験を積むことによって売買技術を高めることになります。その結果信用取引も無理なく行うことができるように成ります。また信用取引で利用できる空売りに関しても、現物買いを行っているうちに株価の推移のリズムがわかるようになります。そのリズムを利用することで、空売りも無理なく行えるようになるわけです。

現物買いのデメリットについて

現物買いのデメリットとしては、まず資金以上の取引ができないために強い相場の中でも購入数が限られることから利益を伸ばすことができないことが挙げられます。信用取引を利用できれば、資金の3倍ほどの取引が行えるようになります。また、現物買いは買いポジションしか建てることができないので、下げ相場では利益を出すことができません。信用取引を行うことで空売りを行うことで売りポジションを建てることが可能となるわけです。つまり、長い下げ相場に入ってしまうと、現物買いのみでは利益を狙う機会が少なくなるのです。

また、空売りができれば様々な戦略を建てることができます。株式を保有しながらも下げ相場で利益を出して、さらに安く買い増しを行うこともできるわけです。現物買いはとにかく、安く買って高く売ること以外の戦略を立てることができないものです。投資家としての技術に幅を持たせることができないものとなります。資金の増加率もゆっくりとしたものなので、なかなか大きな取引が行えないことにもなります。また、買いしか行えないということは、心理的な負担も大きなものです。例えば保有銘柄が含み益となっている時、少しでも空売りがあればプレッシャーも和らぐことになります。

投資初心者は現物買いからなのは何故か

投資初心者は現物買いからと言われるのは、技術を身につける前に信用取引でレバレッジをかけて大きな取引を行うとリスクが高まるからです。ほんの少し思惑と逆に株価が動いただけで、大きく資金を減らしてしまうことになります。そしてその損失を取り戻そうとさらに大きな取引を行い、それが再び損失となれば資金を失うことになるのです。そのような事態とならないように、まずは経験を積むことが必要となります。そこで現物買いによって技術を高めることになります。買いと同じように難しいのが売りです。そのタイミングをどのように図るのかを学ぶことが大事です。それを身に付けることができれば、空売りと自然と行えるようになるのです。つまり現物買いによる取引を行うことにより、空売りのタイミングも見に付くようになるわけです。

また、分割買いを行えるようになれば、長期投資にも役に立ちます。購入コストを下げるような買い方ができるようになりますし、また下げ相場に備えて一旦売却し、安くなったところで買い増しをすることもできるようになります。そのようなテクニックを磨くこともできるようになるのです。注文に制限があるが故に、初心者としては技術を高めることができます。

  • 2015 01.11
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