投資信託とは

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投資信託とは運用のプロであるファンドマネージャーがが投資家から集めたお金を一つにまとめ、株式や債券、不動産などに投資し、運用してその運用成果を利益として投資家に還元する仕組みの商品です。投資する方から見ると、少額の資金で複数の株式、複数の債券、複数の不動産に投資し、また、日本だけでなく世界中の株式、債券、不動産に投資することができる商品です。

一つの銘柄の株式に投資するのと比べるとリスクの分散ができることが特徴ですが、反面、大きくリターンを得るのも株式投資と比べて難しいと考えられます。例えば、一つの銘柄に投資する場合、投資先の企業がヒット商品を出すなど好業績の要因がアナウンスされた場合には大きなリターンを得る可能性があります。しかし、投資信託は数多くの銘柄に投資しているためにその中の一つの銘柄が大きな利益を出したとしても全体に与える影響はわずかになります。これは、リスクについても同じで、企業の大きな不祥事があったとしても投資信託では資産全体に与える影響がわずかである可能性が高いのです。

投資信託のメリットとは

株式投資のメリットは以下の通りです。

  1. 少額の投資できる
  2. 一つの銘柄の株式に投資するには多額の資金を用意する必要がある場合があります。例えば、ユニクロのブランドでおなじみの(株)ファーストリテイリングの株式は2016年2月12日の終値で32,910円、単元は1,000株ですから最低でも3,291,000円の資金が必要になります。しかし、投資信託では10,000円以上1,000円単位で購入できます。まとまったお金のない若い人でも毎月少しずつ積み立てていくことが可能なのです。

  3. ドルコスト平均法の利用
  4. 投資信託は一度に多額の金額を投資することもできますが、ドルコスト平均法を利用して平均取得価格を抑え、より利益を得ることもできます。ドルコスト平均法とは毎月一定金額を購入することで安い時には口数を多く購入することができ、高い時には口数の購入を抑えることができ、結果的に1口あたりの平均取得価格を抑えることができるという投資方法です。

  5. リスクの分散
  6. 多額の資金をお持ちの方は多数の銘柄を購入しリスクを分散することができますが、一般の方々はなかなか難しいでしょう。投資信託を利用すると少額の投資にもかかわらず複数の銘柄に投資することができます。また、商品によっては世界のあらゆる株式、または債券や不動産に投資することができ、例えば日本の株式の価格が下落していてもヨーロッパの株式の価格が上昇しており、総合では少し利益がでている。というようなことが起こりリスクが軽減される仕組みになっています。

  7. プロに任せることができる。
  8. 最後に、株式などから銘柄を選んで投資するという場合には当然自分で選ぶか、プライベートバンカーなどと呼ばれる個別にアドバイスしてくれる専門家が必要(当然コストがかかります。)ですが、投資信託を購入するとプロのファンドマネージャーが運用してくれます。個人では情報が集めにくく買い時、売り時を見逃してしまうことも多々あるでしょう。そこでプロのファンドマネージャーに任せ、安心して本業に専念するという投資方法です。もちろんファンドマネージャーに運用をお願いするわけですからその手数料はかかりますが、プライベートバンカーなどに比べると投資家全員で負担するので少額で済みます。

参考:投資信託のメリット|投資信託を知る

投資信託のデメリットとは

投資信託には当然デメリットもあります。デメリットについても以下で見ていきましょう。

  1. コストがかかる
  2. 上でも少し触れましたが、運用のプロに任せるのですから手数料がかかります。具体的にどんな手数料がかかるのか見ていきましょう。(1)販売買付手数料:投資信託を購入する際に必要な手数料、(2)信託報酬:投資信託の運用のために資産を預けているため、その預かり費用、(3)信託財産留保額:投資信託を信託期間の途中で換金する際の証券売却にかかるコストなどです。

  3. 元本保証がない
  4. 預金などと違って投資信託には元本保証がありません。1,000万円預けていたものが980万円になることもあれば、最悪の場合0円になることもあります。当然1,200万円になることもあるわけですが、必ずしも利益を得られるわけではないことを承知のうえで購入する必要があります。

  5. 仕組みが複雑であること
  6. 投資信託は仕組みが複雑で、理解したうえで投資するには勉強が必要です。例えば、配当金には特別配当金と普通配当金があります。普通配当金は利益から配当するのですが、特別配当金は利益ではなく元本の払い戻しです。元本の払い戻しをしてしまうのですからその投資信託の価値がさがり、基準価格は下がってしまいます。ですから、特別配当金ばかりで配当している投資信託は利益を出していないということになり、それを知って投資するのと知らずに投資するのでは大きな差があります。

  7. 自分で売買する面白みに欠ける
  8. プロに任せることがメリットである反面、株式の売買を楽しみたいなどの欲求を満たすのには不十分かもしれませんし、投資信託はある程度の利回りを目指す商品であってリスク回避のために大きな利益を出した銘柄を売って価格の下がった銘柄を買うなどもっと大きな利益を目指す商品ではないということも面白みに欠けるかもしれません。

参考:毎月分配型投信のメリット・デメリット [投資信託] All About

投資信託よりも株のすすめ

投資信託よりも株式に投資するのをお勧めできる人は限られていますが、大きなリターンが期待できる、自分で選んだものであるという充実感が味わえるというメリットがあります。どんな人にお勧めできるのか。まずは大金を持っている人です。100億円持っている人は自分で様々な銘柄に分散投資できますからわざわざ仕組みが複雑で手数料もかかる投資信託に投資する必要はありません。

次にお勧めできるのはデイトレーダーのようにいつでも売買を行える準備が整っている人です。デイトレーダーは一日に何回も売買を繰り返して小さな利益確定を積み重ね、大きな利益を得る投資方法です。株式はわずかな情報で価格が変動しますし情報が入った時点ですぐに売買できることが大きな損失を出さないコツです。

ウォーレン・バフェットのように企業価値に注目して銘柄を選ぶことができれば、あるいは多額の資金を持っていなくても、デイトレーダーのようにずっとパソコンの前に座っていなくても大きな利益を出すことができるかもしれません。企業研究をしてこれだという銘柄を見つけた場合にはその企業を長期にわたって買い続けることが大きな利益を出すコツです。ただ、そのために余裕資金で投資することが絶対条件です。例えば、10年後に子供が大学に行くからそのお金をそれまで運用していこうとして銘柄を選ぶと利益がでるどころか損失を出す可能性もあります。企業は研究から商品にして利益を出すまでに長い年月をかけるものです。その長い年月投資し続けてこそ大きな利益を得られる可能性が広がるのです。

▼投資信託よりも株式投資を勧めるのは

  1. 大金を持っている人で投資信託並みの分散投資ができる人
  2. デイトレーダーのようにいつでも情報をつかみ売買できる人
  3. 企業研究できて、余裕資金をもち、気長に企業が成果を出すのを待つことができる人

この3者のいずれかに当てはまる方は大きな利益を出せる可能性があるので投資信託より銘柄を選んでの株式投資をお勧めします。

  • 2016 01.01
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