配当とは利益のおすそわけ

  • 配当とは利益のおすそわけ はコメントを受け付けていません。

この記事は2分で読めます

株に投資することで得られる利益には値上がりした株を売った時に得られる売却益の他に、株を持っていることで得られる配当というものがあります。なぜ、株を持っているだけで配当がもらえるのでしょうか?そのためには株式会社の仕組みを説明する必要があります。企業が株を発行する目的は多くの人から事業に必要な資金を調達するためです。

そして企業に資金を提供した株主に対しては株券が発行されます。企業は株主から集めた資金を元手に事業を展開し、事業が順調に行けば利益が出ます。獲得した利益はその多くが更に事業を拡大するための資金として企業内に蓄えられますが、その一部は出資してくれた株主へのおすそわけとして、出資した金額に応じて分配されます。これが配当です。「株主の皆様が資金を提供していただいたおかげをもちまして、この度弊社は利益をあげる事が出来ました。ここにささやかではありますが、利益の一部を株主様に還元いたします。今後とも弊社をよろしくお願いいたします。」という企業の意思を表したもの。配当の持つ意味合いとしてはこのような感じです。

株主優待=ファンサービス

どの企業の株を買うか?それを決定する理由はいろいろなものが考えられますが、その企業が好き(その企業の製品やサービスが気に入ってる)だからというのも理由の一つに挙げられると思います。「貴社の製品は以前からとても気に入っており、ずっと使わせていただいております。これからも更にすばらしい製品を世に送り出されることを期待しております。そのためにささやかではありますが、資金を提供させていただきたいと思います。是非、貴社の更なる発展のためにお役立て下さい。」投資家の気持ちを代弁するとこんな感じでしょうか。

そのような企業のファンとしての投資家に対して「日頃より当社をご愛顧いただき誠にありがとうございます。この度は株主の皆様のご愛顧への感謝のしるしとして弊社の製品をお贈りさせていただきます。今後とも変わらぬご愛顧の程、よろしくお願いいたします。」という企業の気持ちを代弁したもの、それが株主優待です。そのため、株主優待として贈られる物はその企業の製品であったり、飲食業であればお食事券、運輸関係の企業であれば優待乗車券や航空券などが主流となっています。

配当はすぐには受け取れない

権利確定日に株を持っていれば配当は受け取れるのですが、すぐに受け取れる訳ではありません。配当金の支払いは株主総会で決定されるため、株主総会の開催後でないと配当金は支払われません。また、配当金の金額も株主総会で決定されるため、いくらの配当が受け取れるのかも株主総会後までわかりません。配当は基本的に企業が出した利益を原資として支払われますので、利益の出ていない赤字の企業の場合には無配と言って配当金が支払われない場合もあります。

それでは株主総会はいつ開催されるのでしょう。株主総会の主な目的は株主に決算の内容を知らせることなので、決算が確定しない限り株主総会を開くことはできません。上場企業であれば、決算内容について監査法人の監査を受けなくてはならないため、決算が確定し株主総会が開催されるのは決算日から2-3ヶ月後になります。よって配当金が受け取れるのも権利確定日から2-3ヶ月後ということになります。

  • 2015 11.28
  • 配当とは利益のおすそわけ はコメントを受け付けていません。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 2016 01.01

    投資信託とは

コメントは利用できません。